3月に観た映画 残り補完

おくりびと
話題過ぎますね。
どれほどのものかと思って観てしまいました(笑。
納棺師がどうのこうのは置いといて
ロケーションがすばらしいです。
映像美ですね。

自分は子供の頃からわりとお葬式に立ち会う機会が
多かったので身内の死について感じることは
多々ありますが、お葬式のときって
正直故人を偲ぶような余裕はなかったので
むしろ後々に、あーあの時こうだったなとか
あのお葬式はこーだったとか法事で思い出す感じです。

納棺の儀式のときもほんと淡々と進められるんですよ。
感傷に浸るというよりはみんなちょっと放心状態で
じゃ、よろしくお願いしますって感じで。

一番の身内は病院で亡くなって、
しかも家族の誰も死に目に間に合わなかったんで、
行ったらもう経帷子になってた。呆然です。
泣くとかそんな余裕もなく葬儀の手配でバッタバタ。

初めて涙が出てきたのは
お棺に入れる故人の品のある物をコピーしておこうと
一人でスーパーに行ってコピー機の前に立ったら
思わずわーっと涙が…。
しばらくそのスーパーの椅子に座って
心を落ち着けてから戻りました。
葬儀の最中はまったく涙出なかったな。


パコと魔法の絵本
なんだこれ。
有名俳優達を使いながら
判別がつかないまでメーキャップさせた
ファンタジーと言う名のアングラ劇。
又は妻夫木聡「心の叫び」(笑。
面白いというより終始異様。
台詞もどこかの劇団の舞台台詞みたい。
CGとかキャストとか無駄に豪華で
金使ってわざとB級に仕上げましたって感じ。
パンズ・ラビリンス」みたいなのを
狙ったんだろうか?…違うな。違います(笑。

追記:あとで調べたらやっぱり原作は舞台物だった。
どーりで。しかも後藤ひろひと
はりけーんばんびとPiperやってる
別名大王と呼ばれてる人か。すごく納得、超納得。