ガンダムですか、エヴァンゲリオンですか、いいえローレライです。

見てまいりました「ローレライ」。
もう、いろんなブログで散々書かれてるので、
特別書くこともないのですが(笑。
とりあえず感じたのは、

「戦争映画も世代交代したな〜。」

ちゅうことですわ。

戦争を知ってる世代が監督をやってた映画では
考えられなかったような、登場人物の心理描写。

軍人が戦争に行って「死なずに帰ってくるぞ〜。」
なんておおっぴらに言ったら「非国民」扱いで
逮捕されますよ。
「お国の為に死んできます」が基本ですから。
そんな時代のはずが、根底から設定が覆ってます。

全体に流れる違和感。
悲壮感とか緊縛、ちがうちがう(笑。緊迫感とか
まったく感じられません。
これはリアリティを求めちゃいけないんですね。
「エンターテイメント」ですから〜。
かっこよければいいんです。かっこよく死ぬんです。
色々、疑問感じちゃいけないんです。

たとえば、軍人なのにみんな丸刈りしてないとか、
潜水艦の中なのに誰も汗かいてないとか、
B29に原爆積んでたはずなのに爆発がしょぼいとか。

考えちゃいけません。

てことで、エンターティメントを愉しむことにしました(笑。
んで、出てくる潜水艦とか戦艦がRPGっぽいな〜とか
石黒賢の顔がムスカに似てるなとか。
やっぱ、ピエール瀧は軍人顔だなとか
パウラはやっぱ綾波レイかな、とか。サロンパス姿は
フィフスエレメントのミラ・ジョボビッチ意識してんのかなとか。
別の愉しみ方に変更(爆。

いや〜愉しかったよほんと。
そうそう、ピエール瀧に押されて
いっそう地味だったけど
KICK THE CAN CROWのKREVA
ちょろっとおいしい1カットもらって出てたよ。

更に、端役の反乱兵で
劇団☆新感線のメンバー多数(橋本じゅん、インディ高橋等) が
たぶん粟根まこと経由で。
そして、庵野秀明経由であろうガンダム富野由悠季が出てたよ。

いろんな意味で非常に今時な潜水艦映画(超大作)でした。

あ、最後の上川隆也は出てこなくてよし!

さぁ、見どころ満載の「ローレライ」見てないあなた、今すぐGO!

あ〜すっきりした。寝よっと(爆。