今更X-ファイル考

DVDコレクションも出た「X-ファイル」。
初めて見たのはTSUTAYAで
全て貸出中になってた棚。
まだ、地上波でやる前だったから、
レンタルでしか見れず、とにかく
いつも貸出中だった。
それからしばらくして本数増やして出てから
日に２〜３本借りては夜中に見まくった。
何がそんなに好きなのか、一言でいえば
なんでもアリなのである。
すごく手間暇かけた良質のB級ドラマと
言えばいいのか（笑。
TVドラマでありながら、１話に１〜１０数億円
（円に換算）かけて製作するのもすごいが、UFOが出てきて、吸血鬼や狼男が出てきて、
カルト信教や魔女裁判、天使と悪魔にイエスキリストの再来、リ・インカーネーションにメタモルフォーゼ。
ありとあらゆる怪しいものが全てここには詰まっているのだからそりゃ見たくなるって。

そして、主役の二人のくっつきそうでくっつかない絶妙なバランスの関係。
いいね、いいねぇ。
モルダー役のデビッド・ドゥカブニーはあの「ツインピークス」にも
女装好きな麻薬取締局員デニス(女装時はデニース）役で出てたので、
何か人をおちょくってるような気がしてならなかったし、
回を重ねるごとに、怪奇現象を信じる派のモルダーが
全てはペンタゴン（米国国防総省）の陰謀なのではと
懐疑してゆくのに、信じない派のスカリー（ジリアン・アンダーソン）
の方は、どんどん超常現象にのめり込んでゆく様など
逆もまた真なり的なエッセンスがあって本当に面白かった。
しかし、５シーズンあたりから何となくだれてきて（ネタ切れ？）
あんまり見なくなったな〜（笑。
結局最終回ってどんな終わり方だったんだろ。
ひさしぶりにレンタル借りてくるかな〜（爆。